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2022(令和4)年福島県沖地震(第2報)

地震による被害状況

3月16日(水)23時36分に発生した福島県沖を震源とする地震により、宮城県・福島県内で最大震度6強が観測されており、被害が確認されています。3月18日(金)8時現在、被害は全国11県に及び、人的被害174名(死者3名、負傷者171名)、住宅被害93棟(半壊1棟、一部破損92棟)が報告されています。

災害救助法を適用(宮城県・福島県)

3月16日を適用日として、宮城県及び福島県では全自治体(宮城県35市町村、福島県59市町村)に災害救助法の適用を決定しました。


被災地の社協の動き(災害ボランティアセンターの動き)

<福島県内の動き>

◆福島県社協(福島県社会福祉協議会 災害対策本部並びに福島県災害ボランティアセンター設置)

福島県社会福祉協議会では、3月17日、福島県社会福祉協議会 災害対策本部、並びに福島県災害ボランティアセンターを設置しました。なお福島県社協では、県内の市町村社協に対して、当該市町村以外からの災害ボランティアに関する直接のお問合せは、当面控えていただくよう要請しています。

◆郡山市(災害ボランティアセンター開設)

郡山市社協では、3月17日に災害ボランティアセンターを設置しました。自身だけでは片付けができず、日常生活に支障のある方に対し、家具の現状復帰や部屋の片付けを行うボランティアを調整します。ボランティア希望は事前登録により調整を進めます。

◆国見町(災害ボランティアセンター開設)

国見町社協では、3月17日に災害ボランティアセンターを設置しました。ボランティアは町内在住の方を募集対象としています。

◆矢吹町(災害ボランティアセンター開設)

矢吹町社協では、3月17日に災害ボランティアセンターを設置しました。ボランティアは町内在住の方を募集対象としています。


<宮城県内の動き>

宮城県社協(宮城県社会福祉協議会 災害対策本部を設置)

宮城県社協では、3月17日現在、宮城県社協災害対策本部を設置して、市町村社協と連携し、被災地の情報収集・連絡調整を行っています。

◆角田市(災害ボランティアセンター開設)

角田市社協では、3月17日に災害ボランティアセンターを設置しました。ボランティア市内在住の方を募集対象としています。活動は3月21日より開始します。


全社協の動き

・現在、全社協地域福祉部/全国ボランティア・市民活動振興センターでは、各都道府県・指定都市社協と連絡をとり、被災地の情報収集を行っています。

・3月19日(土)から、全社協職員2名を中央共同募金会職員とともに、被災地(宮城県・福島県)に派遣し、被災状況の確認とともに、被災地社協、県社協等との情報共有を行います。

・また、JVOAD(全国災害ボランティア支援団体ネットワーク)、支援P(災害ボランティア活動支援プロジェクト会議)、内閣府、厚生労働省等と連携して、被災地の情報収集と対応を図っています。