東日本大震災 第20報 平成23年4月6日(水)

 

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平成23年度 被災地支援・災害ボランティア情報(5号)

 東日本大震災(第20報)
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           平成23年4月6日(水)20時10分発行
           全国社会福祉協議会 地域福祉部
           全国ボランティア・市民活動振興センター
           http://blog.goo.ne.jp/vc00000/
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 本会で把握した、東日本大震災の被災者のための支援活動や社会
福祉関係の状況等をお知らせいたします。

 


■ 1 災害ボランティアセンターの設置状況
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 4月6日現在、本会が把握しているセンターの設置状況、県外のボ
ランティア受け入れを始めたセンターは本サイトの「災害地災害
ボランティアセンター(VC)の設置状況」にて最新情報をご覧いた
だけます。

 新たに更新したセンターは、宮城県・山元町社協災害ボランティ
アセンターです。
 また、岩手県・大槌町社協災害ボランティアセンターでは、4月
8日(金)~10日(日)の3日間、泥、瓦礫の撤去作業のボランティアを
募集します。現地までの移動手段としてボランティア送迎バスを運
行する予定です。
 詳しくはこちら
 http://www.iwate-shakyo.or.jp/cgi/news.cgi?f1=1301996029&f2=iv01


 岩手県、宮城県、福島県における3月末までのボランティアの参
加人数(延べ人数)がまとまりました。
 岩手県 約9,800人、宮城県 約20,500人、福島県 約13,500人
の計43,800人です。 
 なお、この数字は、各市町村に設置された災害ボランティアセン
ターに登録して活動された方の人数で、ほかにも、NPOの活動で一
人ひとりは登録されなかった方は多数いらっしゃると考えられます。
 各地のボランティアの参加人数は、今後、飛躍的に伸びていくこ
とと予想されますが、現状では、すぐに数字をまとめる体制が整っ
ておりません。その体制が整い次第、本ニュースでもご紹介するよ
うにいたします。

 「全社協 被災地支援・災害ボランティア情報」はこちら
 http://blog.goo.ne.jp/vc00000/
 

 

■ 2 募金活動(現段階の募金額)
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 活動支援募金
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 中央共同募金会は、地震災害におけるボランティア・NPO活動
支援のための募金を募集しています。
 詳細はこちら
 http://www.akaihane.or.jp/topics/detail/id/61/

<これまでの募金額>
 これまでに寄せられた募金総額は7億5,922万5,360円(4月1日現
在)となっています。
 http://www.akaihane.or.jp/er/index.html

 


■ 3 全国社会福祉協議会の取り組み
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 全国(都道府県・指定都市、市区町村)の社協職員の派遣
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 被災地における情報把握、災害ボランティアセンターの運営支援
を行うために、全国の社協職員が派遣されており、現在(4月5日時
点)、岩手県、宮城県、福島県に計196人が派遣され、活動していま
す。
 この派遣は、全国の都道府県・指定都市社協、市区町村社協の職
員が、5日程度を単位に現地入りするもので、全国を6ブロックに分
け、2ブロック単位、岩手県、宮城県、福島県を担当して支援を行
うものです。
 また、生活福祉資金の貸付支援を行うためにも全国の社協職員が
派遣されており、現在(4月3日時点)、岩手県(※)と福島県(44名)に
派遣され、市町村社協や避難所における生活福祉資金(緊急小口資
金)特例貸付の申込対応にあたっています。

 ※岩手県への生活福祉資金貸付支援の派遣人数は、災害ボランテ
ィアセンター運営支援者にカウントされています。


<全社協は、東日本大震災福祉対策本部を設置しています。>
 詳しくはこちら
 http://www.shakyo.or.jp/saigai/touhokuzisin.html
 

 

■ 4 関連団体の取り組み
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〔災害ボランティア活動支援プロジェクト会議〕
 災害支援ボランティア活動支援プロジェクト会議では9名を派遣
し、状況把握及び被災地災害ボランティアセンターの運営支援
(コーディネート、活動物資の調達等を行っています。

 また、4月5日(火)、被災者に届ける「うるうるパック」の作成
作業を行いました。
 この「うるうるパック」とは被災者が日常的に必要なものを詰め
合わせたもので、ボランティアやボランティアセンターのスタッフ
から、1つ1つ手渡しされるものです。
 今回は文具などの「新学年応援パック」(小学生、中学生向け)、
遊具などが入った「おともだちパック」(就学前の子ども向け)、
女性を対象とした「レディースパック」の4種類がつくられました。
 この物資は、経団連1%クラブのメンバー企業から提供を受けた
もので、さらに1%クラブメンバーの企業から200人を超えるボラン
ティアの参加も得て、7000個のパックを作成しました。
 このうるうるパックは第2回、第3回も検討中とのことです。

 

 

■ 5 各地の支援状況
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<長野県>
 長野県社会福祉協議会災害救援ボランティア本部では、ボランテ
ィアバスパックの募集を開始しました。
 20人以上で、移動日を含め4日間以上の日程が可能な団体(個人の
場合は、お近くの市町村ボランティアセンター等に相談してグルー
プ化をお願いします)を対象に、当面5月下旬までを募集期間として
います。
 詳しくはこちら
 http://kaigo.nsyakyo.or.jp/saigai2011/2011_04_05_352.html

 
<愛媛県>
 愛媛県社会福祉協議会と愛媛県の主催で、宮城県牡鹿郡女川町へ
災害ボランティアを派遣するため、愛媛県災害ボランティア活動
(災害ボランティアバス)参加者の募集を開始しました。
 派遣期間は、4月8日(金)~11日(月)の4日間で、10名程度の派遣
人数を予定しています。

 詳しくはこちら
 http://www.ehime-shakyo.or.jp/sv-03.html


■ 6 ボランティアや支援活動を考えている方へのメッセージ
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 ボランティアや支援活動を考えているみなさんへのメッセージを
まとめています。
http://www.shakyo.or.jp/hp/news/detail.php?s=1&a=554


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社会福祉法人 全国社会福祉協議会
地域福祉部/全国ボランティア・市民活動振興センター
電話 03-3581-4655/4656
E-mail vc00000@shakyo.or.jp
災害情報専用HP:http://blog.goo.ne.jp/vc00000/
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