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平成23年度 被災地支援・災害ボランティア情報(21号)

 東日本大震災(第36報)
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           平成23年5月13日(金)20時50分発行
           全国社会福祉協議会 地域福祉部
           全国ボランティア・市民活動振興センター
           http://www.saigaivc.com/ 
           (HPをリニューアルしました)
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 本会で把握した、東日本大震災の被災者のための支援活動の状況
等をお知らせいたします。


■ 1 災害ボランティアセンターの設置状況
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 本会が把握しているセンターの設置状況、ボランティア受け入れ
状況については、本サイトの「被災地災害ボランティアセンターの

設置状況」からご覧いただけます

 


■ 2 募金活動(現段階の募金額)
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 活動支援募金
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 中央共同募金会は、赤い羽根「災害ボランティア・NPO活動サ
ポート募金」を創設しました。この募金を財源に、被災活動を行う
ボランティアグループやNPOの活動を資金面で支援するため、赤
い羽根「災害ボランティア・NPO活動サポート募金」助成事業が
展開されます。

 詳細はこちら
 http://www.akaihane.or.jp/er/p3.html

<これまでの募金額>
 これまでに寄せられた募金総額は8億9,823万2,414円(5月11日現
在)となっています。
 http://www.akaihane.or.jp/er/p3.html

 また、5月9日から6月10日まで被災活動を行うボランティアグ
ループやNPOからの第2次助成申請を受け付けます。

 詳細はこちら
 http://www.akaihane.or.jp/er/p6.html

 

■ 3 全国社会福祉協議会の取り組み
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 全国(都道府県・指定都市、市区町村)の社協職員の派遣
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 被災地における情報把握、災害ボランティアセンターの運営支援
を行うために、全国の社協職員が派遣されており、現在(5月12日時
点)、岩手県、宮城県、福島県に計256名が派遣され、活動していま
す。
 この派遣は、全国の都道府県・指定都市社協、市区町村社協の職
員が、5日程度を単位に現地入りするもので、全国を6ブロックに分
け、2ブロック単位で、岩手県、宮城県、福島県を担当して支援を
行うものです。
 また、生活福祉資金の貸付支援を行うためにも全国の社協職員が
派遣されており、宮城県(3月26日~4月1日【32名】、4月8日~13
日【18名】、4月12日~17日【18名】、4月16日~28日【11名】)、
福島県(4月3日~9日【44名】、4月10日~16日【31名】、4月17日
~22日【37名】、4月24日~28日【37名】)に派遣され、市町村社
協や避難所における生活福祉資金(緊急小口資金)特例貸付の申込対
応にあたりました。
 なお、岩手県と4月22日以降の宮城県においては、災害ボランテ
ィア支援業務と生活福祉資金貸付を含めた生活相談業務が一体的に
展開されています。
 また、福島県には、5月9日~13日の間、引き続き生活福祉資金の
貸付支援にあたる職員が2名派遣されています。
 5月1日現在、全国での貸付件数は約49,500件、貸付金額は約69.
5億円となっています。

<全社協は、東日本大震災福祉対策本部を設置しています。>
 詳しくはこちら
 http://www.shakyo.or.jp/saigai/touhokuzisin.html


■ 4 関連団体の取り組み
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〔災害ボランティア活動支援プロジェクト会議〕
 災害ボランティア活動支援プロジェクト会議では19名を派遣し、
状況把握及び被災地災害ボランティアセンターの運営支援(コーデ
ィネート、活動物資の調達等を行っています。


■ 5 各地の支援状況
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 全国段階の調整や、職員派遣の仕組み、継続的な支援が動いてい
ます。同時に、個別のニーズに合わせた独自の活動が行われていま
す。
 本会広報室は、避難所の中にボランティアセンターを設置した福
島県富岡町社協・川内村社協の合同の取り組みを取材しました。

 詳しくはこちら
 http://bit.ly/ijnkFo


■ 6 ボランティアや支援活動を考えている方へのメッセージ
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【防じんマスクを着用してください】
 環境省は、4月28日付けで「東日本大震災の被災地において活動
するボランティア等に対する防じんマスク着用の周知徹底等につい
て」を通知しました。
 東日本大震災では、多くの建築物等が損壊するとともに、膨大な
量の災害廃棄物が発生しました。今後の災害復旧工事における建築
物等の解体・改修工事やがれきの処理に伴いアスベストを始めとす
る粉じんの飛散が懸念されています。また、アスベスト以外の一般
粉じんでも健康に影響を及ぼす可能性があり、今後、被災地が乾燥
していくことやがれき処理及び建築物等の解体作業が本格的に始ま
ること等も考慮すると、防じんマスクの着用の徹底が必要です。
 全国からボランティアが被災地に入り、ボランティア活動が活発
になっていますが、アスベストを始めとする粉じんのばく露防止と
ボランティア等が有する不安への対応を図るべくより一層の徹底を
図る必要があります。
 また、防じんマスクは正しく着用しないと十分な性能を発揮しな
いことが知られております。そのため、防じんマスクの取扱説明書
に従い、正しく着用するよう周知徹底をお願いします。環境省では、
防じんマスクの正しい着用について解説したチラシをホームページ
上で掲載しています。

チラシはこちら
http://www.env.go.jp/jishin/attach/asbestos_mask-set_v2.pdf

 各センターでは、すでにボランティアの活動中のマスク着用の周
知徹底が図られていると思いますが、念のためお知らせします。

詳細はこちら
http://www.env.go.jp/jishin/attach/no110428003.pdf

【ボランティアや支援活動を考えているみなさんへのメッセージ】
http://www.shakyo.or.jp/hp/news/detail.php?s=1&a=554


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社会福祉法人 全国社会福祉協議会
地域福祉部/全国ボランティア・市民活動振興センター
電話 03-3581-4655/4656
E-mail vc00000@shakyo.or.jp
災害情報専用HP:http://www.saigaivc.com/
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