台風18号災害(第6報)

大分県・京都府で災害VC設置、香川県で支援活動

・9月13日に沖縄付近を北上した後18日に温帯低気圧となるまで、日本列島に沿って北上した台風18号は、河川の氾濫による浸水や土砂災害、強風による被害をもたらしました。全国29府県で、死者5名、重傷者8名、軽傷者51名の人的被害、住家被害も7,168件が確認されています(9月27日現在・総務省消防庁調べ)。大分県津久見市、佐伯市には災害救助法が適用されました(9月17日付)。

・大分県では、津久見市、佐伯市、臼杵市の3市で、京都府では、宮津市、京丹後市、福知山市、与謝野町の4市町で、社協等により災害ボランティアセンターが設置されました。

・なお、香川県では多度津町で、社協ボランティアセンターにより災害ボランティア活動が行われました。

 各県の被害状況等については、以下のホームページを参照ください。

        ◆総務省消防庁ホームページ

    http://www.fdma.go.jp/bn/2017/

        ◆内閣府防災担当ホームページ

    http://www.bousai.go.jp/

大分県(津久見市で現在もボランティア募集)

津久見市災害ボランティアセンター(11月5日まで毎日ボランティア受付)

・津久見市では、家屋被害1,530棟(全壊1、半壊522、床上浸水361、床下浸水646)の大きな被害が生じました(10月18日・大分県発表)。

・津久見市社協では、9月19日に「津久見市災害ボランティアセンター」を開設し、これまでに767件のニーズに対し、被災家屋の泥出し、家具や畳の移動、被災ゴミの搬出など、延べ5,005名のボランティアが活動しました(10月31日現在)。

・なお、その後のボランティア依頼ニーズ(困りごと)についても関係団体とともに訪問活動を行い、一定の見通しがついたことから、11月6日以降は、週末(土・日)のみボランティア募集・活動を進めることとしました。

・なお、11月5日(日)までは、これまで通り平日も毎日ボランティアを受け付けています。

 ◆津久見市災害ボランティアセンター特設サイト

  http://tsukumi.shienp.net/

 ◆津久見市災害ボランティアセンターFacebook

   http://ur0.work/G0Oi

    ◆津久見市社協ホームページ

   http://tsukumi-shakyo.jp/

大分県内のボランティア活動者数(延べ7,453名が活動)

・台風18号により大分県内3市に設置された災害ボランティアセンターのボランティア活動者数は次のとおりです(10月31日現在)。

自治体名

ボランティア数

災害VC開設期間

津久見市

,005

9月19日~(現在も開設中)

佐伯市

,861

9月18日~10月13日

臼杵市

587

9月18日~10月10日

   

,453

 

 

大分県社協の動き(引き続き被災地に職員を派遣)

・大分県社協では、災害発災時から職員を派遣し、被害状況の把握・災害ボランティアセンター運営支援を行いました。現在も継続して職員を津久見市に派遣しています。

京都府(4市町で災害VC開設)

京都府内のボランティア活動者数(延べ544名が活動)

・京都府では、宮津市、京丹後市、福知山市、与謝野町の4市町に災害ボランティアセンターが設置され、9月19日から24日までの開設期間に、4市町で延べ544名のボランティアが活動しました。

・各社協では、継続して、被災された方々への生活復旧に向けた支援・相談などを行っています。また福知山市では、その後台風21号による災害で災害ボランティアセンターを設置しています。

京都府社協の支援

・京都府社協・京都府災害ボランティアセンターでは、9月19日から24日までの期間、延べ25名の職員を被災地の災害ボランティアセンターに派遣しました。

・また、京都府災害ボランティアセンター備蓄資機材の提供を継続しています。

・あわせて、現在各市町社協が実施する被災者支援、相談の後方支援を継続しています。

災害義援金の募集

 ・大分県共同募金会では、台風18号災害に際して義援金を募集しています。義援金は、被災した県行政が設置する配分委員会で配分額等を決定し、その全額が被災者への見舞金として渡されます。

  ◆大分県共同募金会

    「台風18号大分県災害義援金」(募集期間12月28日まで)

   http://www.oita-akaihane.or.jp/

  (九州北部豪雨災害による災害義援金と振込先口座が異なりますのでご留意ください)